秋の装い
コロナ禍で人間の活動がおとなしいからでしょうか
例年より、虫たちのやさしい合唱に気づくことができて、夜の作業の心地よいBGMとなってくれています。
そんな、季節の変化を感じる素敵な時期ですが、毎年、着るものにこまってしまいます。
冬になれば、タートルネック+ニット という、自分の中で、定番化されたコーディネートがあるのですが、
“半袖の時期が終わったけれど、タートルネックにはまだ早い”
この期間のコーディネートで迷子になることも、定番化してしまっています。
クローゼットをじっと眺めてみると、
毎年、季節の変わり目にお世話になっている綿の無印シャツ、
今年で12年目となる、手紡ぎの糸を組み合わせた、母お手製のカーディガン、
ジャストサイズのインディゴデニム、
足元は母から譲り受けた黒の革靴。
街をドカドカと歩くイメージが湧いてきて、どこかに出かけたくなってきました♪
新しい服に袖を通す時のスペシャルな感じも大好きですが、
持ち合わせの服でコーディネートを考えて、そのものにまつわる出来事に思いをはせる時間も、
とても素敵だと思います。
新旧入れ混ざったクローゼットから、色や素材だけでなく、
「その服の持つ歴史」といった“時間”を考慮して組み合わせをしてみると、
新しいコーディネートのアイデアが浮かんでくるような気がします。
おしゃれ迷子になりながらも、やっぱり今年もおしゃれを楽しんでしまうのだと思います。
コメント